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トミエニッキ

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“Lost in Translation”

2003年製作のアメリカ映画。
ソフィア・コッポラ監督・脚本。
東京が舞台ということで、当時話題になっており、
もれなく私も観ようとしたのに観なかった映画。

“じれったい。でもラストシーンがとっても良い。”

母国を離れて日本で過ごす主人公を、
もう少ししたらそうなるであろう自分と重ね合わせたりして…。
公開時に観なかった理由は、今観るためだったのかなぁなんて思ったりして…。

ちなみに前半は字幕無しで観て、後半は英語の字幕をつける。
字幕無しではニュアンスしか伝わらないし、英語の字幕は長くて邪魔だし、
吹き替えは嘘っぽくて嫌いだし、
留学する身で日本語字幕つけるのもダメな気がして…。
難しいなぁ。
というより、もっと勉強しなくては…な感じ。

でもそういう状況で映画を観ると、演技の重要性を感じる。
表情でなんとなく心情も読み取れる。

確実に距離を縮めていく主人公の二人。
でも美しいままでいるためには越えてはいけない壁があって、
それを最後まで貫き通したのは、もどかしいながらも正しい気がした。

正直、無駄なシーンが多いと思ったけれど、
日本の美しさやら、おかしさやら、不思議な文化やらを伝えるには
仕方なかったのかもしれない。
もっと凝縮していたら、大好きな映画になっていたかもしれない。

ただ、主人公の二人は、一緒にいるときはとてもすてきな顔をしていた。
それは紛れもない真実。
それがこの映画の全てなのかもしれない。

しっかし、発音の悪い日本人が多く出てきて残念。
発音は小さい頃から耳にいれておかないと、なかなか難しい。
発音は良くてもしゃべれない私が口を出すことではないのかもしれないが…。

映像の美しさと、異文化から観た日本と、主人公の二人。
これに注目して観ると良いと思われます。
by tomienikki | 2007-10-09 10:58 | 映画
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シンガーソングライター須永トミエによる気まぐれ日記。


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